【お役立ち情報メニュー】お肌もキレイになる話題のハイパーショット脱毛ブログ:22年03月07日
ボクと祖母には、
遠い昔に因縁の対決がありました。
それは、
ボクが5歳になるかならないかの頃、
4歳上のお姉ちゃんと一緒に祖母の家にお泊りにいった時のこと…
ボクにとっては、
生まれて初めてのお泊りで、
ウキウキしながら行ったはずの祖母の家なのに、
晩になるにつれて、あたりは暗くなり
玄関に置いてあるお面が黒光りし、
だんだん怖くなって家に帰りたくなります。
とうとう、耐えられなくなったボクは、
「うえぇ〜ん、家に帰る、このうち怖ーい!」
こうなったら、居てもたってもいられません。
もちろん、そこにいる保護者である祖母は
出て行こうとするボクを必死に止めます。
しかし、その時のボクには、
「怖いところに押しとどめようとする鬼ばば」
にしか見えません。
大人になった今なら、止めて当たり前だと思うのですが、
出ていくことに必死のボクは、
とうとう暴言をクチにします。
「おばあちゃんなんか大嫌い!!」
ボクにそう言われて、本気を出す祖母、
「ボクも、あんたのこと好かんわね、あんたなんか泊りにこなくていい!」
ガーン、幼かったボクにはショックな一言でした。
結局、泊まらず
母に迎えに来てもらって家路についたのでした。
それから20年以上、
ボクは祖母の家には行くけども
どこか近づきにくい存在になっていました。
おそらく、祖母に嫌いと言ったボクは
好かれるわけがないというのが
心のどこかにずっとあったようです。
それまでのボクは、
拒絶されることが怖くて、
祖母の顔をよく見ることができませんでした。
20数年間怖くて見ることが出来なかった祖母の顔は、
とっても愛おしい表情でした。
ボクは今までもったいなかったなと思いつつ、
勇気をもって顔をあげることができて
よかったなと思っています。