【お役立ち情報メニュー】永久脱毛で無駄毛の心配はもう無いブログ:17年05月26日
わたくしは親が本当に嫌いでした。
小さいころの記憶といえば、
家で日本酒に溺れるパパ、
そのことでパパをなじるお母さん。
そしてその怒りを姉やわたくしにぶつけ、
姉はその怒りをわたくしにぶつけていました。
家には居場所がない…
娘の時のわたくしは
そう考えるしかありませんでした。
以前、実家に帰った時に
小学生の時に作った壁掛けがあったはずなので、
お母さんに見せてほしいと頼むと、
「捨てた」と言いました。
わたくしは当然のように聞きました。
「なんで捨てるねん、小学生のとき作った作品で唯一残ってるやつやん」
お母さんは言いました。
「あの壁掛け吐き気するくらいキライやねん。
灰色とかなんともいわれへん色ばっかりやから」
その通りです。
わたくしがみても30秒が限界なのですから…
小学生の持つ明るさなどまったくなく、
絶望という言葉がふさわしいような色だけでした。
そして中学、高校と
表面的には普通の娘でしたが
内面的にはどんどんゆがんでいきました。
変わることのないパパとお母さん、姉との確執。
その時のわたくしの望みはただひとつ、
「楽に死にたい」
何度も首をくくる練習もしました。
包丁を腹にあてたりもしました。
このまま目が覚めなかったらいいのに…と
連日のように思っていました。
そしてある時、わたくしは決めました。
「こいつらは赤の他人や」と。
そしてわたくしは一度だけ親に言ったことがあります。
「こんなゆがんだ性格にしたのはあんたらのせいや、謝ってほしい」と。
親は頭を下げました。
でも、そんなわたくしでも
今は少しづつパパもお母さんも姉も
許せていっています。
姉に娘が産まれ
実家で娘たちと遊ぶようになった時に、
姉から
「ありがとう」と感謝をされたことで
わたくしの中で何かがかわりはじめたんです。