【お役立ち情報メニュー】アフターケアで注意をしなければいけない脱毛ブログ:18年01月24日
物を通して
父母と子どもの気持ちのつながりが捻れてしまった…
そんな二つの切ない光景が、
ぼくはいつも思い出されます。
一つは…
単にぼくがわがままだったせいか、
親子のコミュニケーションが
上手くいってなかったからなのかわかりませんが…
ある日、お母さんが
かわいらしすぎて
当時のぼくには似合わなかったと思われる柄の
ポーチを買ってきてくれたときのこと。
ぼくの文句がエスカレートしてケンカになり、
ぼくは激しく泣き叫び、お母さんも泣かせてしまいました。
挙句の果て、
そのポーチは外に投げ捨てられ、
大雨に濡れて転がっていました。
このケンカは、
お互いにわかってもらえない
気持ちのぶつかり合いだったようです。
ポーチにお母さんのぼくへの気持ちがこもっていることは
ケンカの最中も十分感じていたので、
大雨に濡れるポーチは
ひときわ悲しくぼくの目に映りました。
その後、落ち着いてから拾ってきて
長い間使うことになったのですが…
もう一つは…
弟が父親に買ってもらった
ミキサー車のおもちゃにまつわる光景です。
とってもおもしろいおもちゃで
弟は大喜び!!
庭の砂を入れては出す…という遊びに
連日熱中していました。
でも、その遊び方が
父親は気に入らなかったみたいです。
戦争中志願して入隊したような人ですから、
木刀を振り回しているような
男の子を望んだのかもしれません。
父親は突然怒り出し、
そのおもちゃを蹴り飛ばして壊してしまったのです。
砂の上に無残に転がる壊れたおもちゃ。
そばにはもう弟の姿もなく…
後日悪かったと思った父親が
より高性能なものを買い直して来たのですが、
どんなになだめても、
弟がそれで遊ぶことはもうありませんでした。